東北地方 秋田県 (山口県・大分県)
ひとめぼれ
【美人を育てる秋田米。】
産地の特徴
秋田県は出羽国と陸奥国の各一部からなる産地で「秋田」の名前の由来は、土壌が稲作に向かなかったため付けられた「悪田」が転じたものだとも、アゴに似た地形から付けられた「齶田(あぎた)」が転じたものだともいわれています。天平時代に「秋田(あきた)」の表記で定着しました。今ではご存知の方も多いと思いますが、トップブランド米である【あきたこまち】を誕生・普及させた県として有名です。
人と自然が育む緑の大地「美の国秋田」。四季折々の風が大地を渡り歩き、世界遺産である「白神山地」から流れる豊な水で育まれる稲は春に芽吹き、夏は寒暖の差によって美味しく育ち、樹々が色付く秋に実ります。そしてまた、すべてを雪が包み込む冬に力を蓄えると言うわれています。
品種の由来
光沢、色がきれいで「一目惚れ」・おいしいので「一目惚れ」っと、出会ったとたんに一目惚れするような品種であることから「ひとめぼれ」と命名されています。
産地の取り組み
地理的背景
どこより厳しくそして雄大な風土を持っていて、岩手県との県境を南北に連なる奥羽山脈が、冷たく湿った北東風をブロックし、冷害から稲を守ります。さらに奥羽山脈越えの風は、時にフェーンの風となり気温を一気に上昇させます。これは「宝風」とも呼ばれ稲の生育を促します。
供給体制
秋田県は全国で水稲の作付面積【第3位】と広く、収穫量も【第3位】と多く、殆どが県外に販売されます。収穫量の多いことから常に安定供給ができ、「安全」「安心」「信頼」おける産地と言えます。
弊社の産地開発
弊社では、産地との取り組みの中で26年産米から【ひとめぼれ】以外に【ゆめおばこ】という品種を取扱うことになりました。後日、改めてご紹介させていただきます。
お米の特徴
ひとめぼれの概要
あきたこまち並みの良食味品種で成熟期は中生の晩である。耐冷性は奨励品種の中で強いもっとも強いが、葉・穂いもちに弱く適期に防除が必要があり、また桿長が80CMを超えると挫折倒伏を示します。非常に時期に関してデリケートな品種です。
※弊社では、山口県産・大分県産のひとめぼれも取扱っております。
評価の概要
料理との相性
和食・洋食のしっかりした味のおかずと相性が良い。
冷めてもおいしいのでおにぎり・お弁当にも最適。